富田君の部屋
寒中御見舞申し上げます。近藤生徒監殿の三回忌のことを知らせてくださり、
有り難うございました。また年賀状有り難うございました。
昨年義母が他界しましたので、
新年の頃のご挨拶を失礼いたしておりました。どうぞ本年もよろしく。
貴君及び笹原君、荒武君の作成になる六訓会の関係のホームページ
懐かしく見ております。大変貴重な記録であり、我々にとってはありがたいことです。
作成の労に感謝申し上げます。
貴君の詩にもありましたように、我々にとってはあの時代に、あの立派な教育を
受けることのできたこたが、大きなほこりであり、それがそれ以後の人生の
バックボーンであり続けてきたことを一入感じております。そしてそれこそ全国
から集められた俊英の学友たちと共に学び、訓練を受けたことを通じて知り合
うことが出来、そして今なお篤い交友の中にあることを心から嬉しく思い、感謝し
ております。ほんの一年半にも満たない短期間にもかかわらず、一体どこから
こういうことが来るのでしょうか、実に充実した、燃え盛った時間でした。
当時の事を思うと懐かしさが一杯です。
貴君にはその後もお元気の事と拝察し、大慶に存じ上げます。小生も恙無く
過ごしております。
毎日自分の計画したことながら、諸事万端思い通りに進まぬこと多く、
イライラもしています。
自由な身になると却って気が多くなり、あれもこれもと(遊ぶことばかりですが)
計画はしても実行がともなわず、まとまったことが出来ないのです。
時間を有意義に過ごすのはかなり難しいと思ったりもしています。
右取りあえずご挨拶及び御礼まで。
なお小生のメールの宛名を六訓の皆様に知らせていただいて結構です。
                             
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今朝は当地方三十センチぐらいの雪が積っており、かなり寒いです。昨日夕方は岐阜から帰る事があって、丁度雪にあって難渋し、やっと家に辿りつきました。車の弱点を改めて思い知らされました。
最近小生が知ったことですが、我々が二年の時に教えていただいたドイツ語の毛利賢浄先生が昨年ご逝去になった事を知らされました。(福岡の方の人は知っておられるかもしれませんが。)先生とは十年ほど前でしたか、どんなきっかけだったか忘れましたが、福岡でお会いする機会があり、それ以来年賀状を差し上げておりました。毎年丁寧なご返事頂いており、その度ごとにおはげましを受けておりました。
当時先生は我々に対し、あの難しいドイツ語を、文法的に精細に解剖分解して、客語だとか補語だとか噛んで含めるように、とても熱意を持って教えて下されたことが、強く印象に残っています。教程の内容は無線電信のことがあったかとおもいますが、今から思ってもややこしい文章で、しかもヒゲ文字であってむつかしく、しかし先生の解説で何とかわかった様に感じたことが、先生のあのご熱心な教授振りとともに懐かしく思い出されます。
四五年前でしたか、熊幼時代の写真があったら何でもよいから貸して欲しいと仰って、小生の手元にあるものだけをお送りしたのでしたが、先生にとっても当時のことが大変懐かしく思っておられる様子で、大変喜んで下され、お貸しすることが出来て面目を施した次第です。先生のご冥福をお祈り申し上げる次第です。
              平成十五年一月三十日  富田一郎 (坂口へのメ−ルを転載しました)
 
平成15年1月18日